今年開催される洞爺湖サミットを控えてか、近年は色々騒がれていますね〜。
皆さんはどんなご意見をお持ちでしょうか?
僕は先週、環境問題関連で話題の洋画を2つ観ました。
1つは昨年アカデミー賞ドキュメンタリ部門を受賞した「不都合な真実」。
長年の気象研究・調査をもとに、世界を覆い始めた前例のない温暖化現象を追った映画です。
「温暖化現象は起きていない」が定説となっていたアメリカ世論に大きな衝撃を与え、
主演のアル・ゴア元米副大統領は、2007年度ノーベル平和賞の受賞が決定しています。
もう1つは、最新の映像技術を駆使していきものの生態に迫った、
現在公開中の「アース」です。
地球温暖化の影響で冬の北極の氷が早く溶けてしまい、
狩りの足場を失ったホッキョクグマがアザラシやトドを獲ることができず、やがて餓死する。
そんなショッキング映像がカメラにおさめられています。
自分たちの文明生活の見直しを訴えた「アース」の興行収入は、
すでに日本のドキュメンタリ部門の歴代1位を記録する大ヒットです。
「不都合な真実」はアメリカが、
「アース」はイギリスのBBCのスタッフたちを中心に製作されました。
ところで、環境問題について日本は、燃料電池車といったエコカーをはじめ
様々な環境技術を開発する環境立国ですね!
しかし一方で、ブラジルではそのバイオ燃料となる穀物畑をつくるための
森林破壊が深刻という声もあるようです。アマゾンでは昨年8月から12月の5ヶ月で、
東京都の1.5倍の面積の森林が失われています。ドヒャー。
森を切り開く農地開拓は世界的食料不足が要因との意見もありますが、
「環境技術は本当に地球に優しいのか?」という議論と検証がもっと必要です。
長年アマゾンの環境問題に取り組んでいるNGO職員・南研子さんの
著書『アマゾン、森の精霊からの声』『アマゾン、インディオからの伝言』は、
アマゾンの状況が詳記された秀作です。
森を壊す一般的な方法は、2台の大型ブルドーザーの間に、
太いチェーンを何十も渡し、並走させてガリガリと森を削っていく。なぎ倒された木、
粉々になった枝葉を数週間そのままにしてよく乾燥させたあと、火をつける。
森の動植物は逃げ場もなく死滅します。
これは地球の裏側で起きている悲劇。
けれども、バイオ燃料技術を推進し、
食糧のほとんどを輸入に頼る日本にとっては他人事でないハズ。
環境問題はいまとってもホットな話題です
映画をつくって、観客に問題提起する題材はたくさんあると思います。
環境立国をうたう日本だからこそ、率先して優れた環境映画をつくってほしい。
アメリカ、イギリスの映画を観て思ったしだいです。
ではまた。
<栗>
