2007/12/03

編集長のコンフィデンシャル1ーー早まる「総選挙」

 11月後半から各新聞社は総選挙に対するアンケートを現職の衆議院議員に送った。
これを受け取った各議員は、すわ、「選挙近し」と選挙区行脚を頻繁に始めることになった。
秘書、地元後援者は選挙資金と票の確保に追われている。
12月3日に発売された「リベラルタイム」2008年1月号にも記述したが、
そうした必死の運動、資金は長くは続かない。人はどこかで息切れするからだ。

 2007年は、民主党も、自民党も地方議員選挙、参議院選挙でお金が底をついている。
だから、お互いに07年中は総選挙を望んでいなかったというのが本音だろう。
おまけに与党自民党は、連立を組む公明党と「07年中は総選挙にはしない」と
密約があったともいわれる。公明党、創価学会は地方選挙と参議院選挙で07年は選挙疲れ。
09年には東京都議会議員選挙がある。
宗教法人は届け出た地域の自治体に監督されている。
したがって、創価学会に取っては、東京都議会選挙はきわめて重要な選挙となる。

 推測すれば、その重要な年に選挙が2つになってほしくない。
都議会議員選挙だけで十分。総選挙があってほしくないというのが自然な考えだ。
となれば、創価学会を支持基盤とする公明党が総選挙を望むタイミングは、
08年と考えるのが当然である。

 したがって、1月に政党助成金を受けとり、選挙資金の目処をつけて、
予算編成の終わった4月に総選挙といわれていた。
ところが、代議士、秘書、後援者ともに、すでに選挙モードに突入してしまった。
資金的にも、いつまでも、選挙ムードを維持できない。
ということは、1月解散、2月総選挙の可能性が大きいといえるだろう。

 もちろん、自民党に取って総選挙のタイミングにおけるベストシナリオは、
7月の洞爺湖サミットを終えた後だが、どうやらそうはいきそうもない。

リベラルタイム編集長
渡辺美喜男 
2007/12/3
posted by リベラルタイム at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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